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保護設定のフォルダの除外におけるワイルドカード

[保護設定]
タブでフォルダの除外を指定する場合、アスタリスク(*)がすべてのオペレーティングシステムのワイルドカードとして使用できます。
文字
意味
*
アスタリスクを使用してフォルダを除外したり、フォルダ名のプレフィックスやサフィックスを示したりします。
  • アスタリスクは、プラットフォーム固有のパス区切り文字(「\」)以外の 1 文字以上の文字列にマッチします。
  • 除外パスでは、複数のワイルドカードを使用できます。
  • 現時点では、「*」のエスケープはサポートされていません。たとえば、フォルダ名にアスタリスク「*」が含まれているフォルダは、除外できません。
  • 以前のフォルダ除外機能は、引き続き適用されます。つまり、除外は子フォルダにも適用されます。
フォルダ除外の例:
以下は、
C:\Application\TestFolder1\MyApp\program.exe
を除外する例です。
フォルダ除外におけるワイルドカードの適切な使用例
  • ワイルドカードを使用していない除外。
    C:\Application\TestFolder1\MyApp\
  • ワイルドカードで「MyApp」フォルダの親フォルダを示しています。
    C:\Application\*\MyApp\
  • エージェントが照合するフォルダ名にプレフィックス(この場合「Test」)があることをワイルドカードで示しています。
    C:\Application\*Folder1\MyApp\
  • エージェントが照合するフォルダ名にサフィックス(この場合「1」)があることをワイルドカードで示しています。
    C:\Application\TestFolder*\MyApp\
  • エージェントが照合するフォルダ名にプレフィックス(この場合「Test」)とサフィックス(この場合「1」)があることをワイルドカードで示しています。
    C:\Application\*Folder*\MyApp\
  • C:ドライブの「Application」以下にあるフォルダをすべて除外することをワイルドカードで示しています。
    C:\Application\*\
  • 全ドライブの「Application」以下にあるフォルダをすべて除外することをワイルドカードで示しています。
    *\Application\*\
フォルダ除外におけるワイルドカードの不適切な使用例
  • C:\Application\TestFolder1\MyApp\*.exe
    実行可能ファイルのファイル名にワイルドカードを使用することはできません。ワイルドカードは、フォルダ名またはディレクトリ名に対してのみ使用できます。
  • C:\Application\**
    ダブルアスタリスク(**)は、フォルダの除外ではサポートされていません。ダブルではなく、シングルアスタリスク(*)を使用します。
推奨されないフォルダ除外
C:\*
この除外は有効なエントリですが、C: ドライブ全体のあらゆるディレクトリ(子ディレクトリを含む)が対象となり、実際にすべて除外されることになります。