BlackBerry UEM と Microsoft SQL
Server 間の接続の暗号化
BlackBerry UEM
と Microsoft SQL
Server
間の接続の暗号化BlackBerry UEM
と Microsoft SQL
Server
との間で暗号化された接続を設定できます。デフォルトでは、接続は暗号化されていません。- UEMをアップグレードすると、暗号化設定は保持されません。アップグレード後、再度接続を暗号化するには、手順 3 以降を繰り返す必要があります。
- 暗号化された接続により、BlackBerry UEM Coreをホストするコンピュータの UOS CPU が増加する可能性があることに注意してください。
- SQL ServerをホストするコンピュータのMicrosoft管理コンソールで、証明書スナップインを使用してコンピュータ証明書を要求します([コンピュータアカウント]を選択して、[証明書(ローカルコンピュータ)] > [個人]を右クリック > [すべてのタスク] > [新しい証明書の要求]を選択します)。[証明書(ローカルコンピュータ)] > [個人] > [証明書]で、証明書を確認できます。SQL Serverの設定によっては、証明書に対するアクセス権限をSQL Serverアカウントに付与する必要があります。
- SQL ServerConfiguration Manager で、ネットワーク設定に移動し、SQL Serverプロトコルの[プロパティ]を開きます。[証明書]タブで、[コンピュータ証明書]を選択します。SQL Serverサービスを再起動します。
- Microsoft管理コンソールで、証明書スナップインを使用して、個人用ストア(personal.cer)からコンピュータ証明書をエクスポートします。UEMインスタンスをホストする各コンピュータで証明書をコピーします。
UEM Core
インスタンスをホストするすべてのコンピュータで、この手順を実行します。- 個人証明書(personal.cer)に移動して、ダブルクリックします。親証明書(parent.cer)を表示してエクスポートし、個人証明書を含む同じフォルダ(C:\blackberry\certs\ など)に保存します。
- コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行して、個人証明書と親証明書をJavaキーストアにインポートし、トラストストアを生成します。keytool -importcert -keystore "<path_to_Java_CA_certs_store>" -storepass<CA_certs_store_password>-file<path_to_personal_cert>-alias personal keytool -importcert -keystore "<path_to_Java_CA_certs_store>" -storepass<CA_certs_store_password>-file<path_to_parent_cert>-alias parent keytool -import -v -trustcacerts -alias personal -file<path_to_personal_cert>-keystore<path_to_folder_with_personal_and_parent_certs>\truststore.jks -storepass<password_to_set_for_trust_store>-storetype JKS例:keytool -importcert -keystore "c:\Program Files\Eclipse Adoptium\jre-17.0.11.9-hotspot\lib\security\cacerts" -storepass changeit -file c:\blackberry\certs\personal.cer -alias personal keytool -importcert -keystore "c:\Program Files\Eclipse Adoptium\jre-17.0.11.9-hotspot\lib\security\cacerts" -storepass changeit -file c:\blackberry\certs\parent.cer -alias parent keytool -import -v -trustcacerts -alias personal -file c:\blackberry\certs\personal.cer -keystore c:\blackberry\certs\truststore.jks -storepass password -storetype JKS
- すべてのUEMサービスを停止します。
- C:\Program Files\BlackBerry\UEM\common-settings で、db.propertiesをコピーして名前を変更し、バックアップデータベースのプロパティファイルを作成します。
- db.propertiesを開きます。
- [SQL Server暗号化設定]セクションで、次の設定を構成します(他の設定を変更する必要はありません)。configuration.database.ng.encrypt=true configuration.database.ng.trustservercertificate=false configuration.database.ng.truststore=<path_to_the_jks_trust_store_generated_in_step_2>configuration.database.ng.truststorepassword=<password_for_jks_trust_store_generated_in_step_2>
- 保存してdb.propertiesを閉じます。
- UEMサービスを再起動します。