BlackBerry UEM

の設定

次の表は、このガイドで説明する初期設定タスクの概要を示しています。これらを確認して、組織のニーズに基づいて完了すべきタスクを決定します。適切なタスクを完了すると、管理者のセットアップ、ユーザーとグループの作成と管理、デバイスの制御のセットアップ、およびデバイスのアクティブ化を実行できるようになります。

このガイドの設定タスクを実行するときは、

UEM

のインストール時に作成した管理者アカウントを使用します。

UEM

を設定するために追加の管理者アカウントを作成する場合は、適切な権限レベルが付与されるように、セキュリティ管理者ロールをアカウントに割り当てる必要があります。

タスク	オンプレミス	Cloud	説明
UEM が認証に使用するデフォルトの証明書を変更	√		コンポーネントとデバイス間の通信を認証するために UEM で使用されるデフォルトの自己署名証明書を置き換えることができます。
BlackBerry Connectivity Node をインストール		√	BlackBerry Connectivity Node を UEM Cloud 環境にインストールして設定すると、オンプレミスの会社のディレクトリにアクセスし、セキュアな接続機能を有効にできます。
プロキシサーバーを介してデータを送信するよう UEM を設定	√	√	BlackBerry Infrastructure に到達する前に、プロキシサーバーを介してデータを送信するように UEM を設定できます。 UEM Cloud 環境では、スタンドアロンの BlackBerry Router をインストールしてプロキシサーバーとして機能させることができます。
内部プロキシサーバーによる接続の構成	√		組織で、ネットワーク内のサーバー間の接続にプロキシサーバーを使用する場合は、サーバー側のプロキシ設定を構成し、 UEM コンポーネントが管理コンソールのリモートインスタンスと通信できるようにする必要があります。
SMTP サーバーに接続してメール通知を送信する	√		UEM でアクティベーションメールやその他の通知をユーザーに送信するには、 UEM が使用できる SMTP サーバー設定を指定する必要があります。
UEM を会社のディレクトリへ接続	√	√	UEM を会社のディレクトリに接続して、ユーザーアカウントの作成、ディレクトリリンクグループの有効化、ユーザーのオンボーディングとディレクトリ同期を設定します。
UEM を Microsoft Entra ID に接続	√	√	UEM を Entra に接続して、 UEM でディレクトリユーザーアカウントを作成し、 Microsoft Intune によって管理される iOS および Android のアプリを展開し、 Entra ID の条件付きアクセスをサポートするように UEM を設定します。
APN 証明書を登録して iOS および macOS デバイスを管理	√	√	iOS および macOS のデバイスでデータを管理し、データを送信する場合は、APN 証明書を取得して登録します。
Apple Device Enrollment Program 用に UEM を設定	√	√	UEM 管理コンソールを使用して、組織が DEP 用に Apple から購入した iOS デバイスを管理できます。
Android Enterprise デバイスをサポートするように UEM を設定	√	√	Android Enterprise デバイスをサポートするには、 Google Workspace ドメインまたは Google Cloud ドメインを設定して、サードパーティのモバイルデバイス管理プロバイダーをサポートし、 Google Workspace ドメインまたは Google Cloud ドメインと通信するよう UEM を設定する必要があります。
Android Management のデバイスをサポートするように UEM を設定	√	√	Android Management デバイスをサポートするには、 Google Cloud コンソールで Android Management を設定し、 UEM で Android Management 接続を追加します。
Chrome OS デバイスを管理するように UEM を設定	√	√	特定の Chrome OS 管理機能をサポートするように UEM を設定できます。
Windows 10 ライセンス認証を簡素化	√	√	ユーザーがサーバーアドレスを指定しないで済むように Windows 10 デバイスのアクティベーションプロセスを簡素化できます。
ソースサーバーからのユーザー、デバイス、グループ、およびその他のデータの移行	√	√	サポートされている BlackBerry サーバーからユーザー、デバイス、グループ、およびその他のデータを移行できます。
BlackBerry Dynamics アプリのネットワーク通信とプロパティを設定	√	√	BlackBerry Dynamics アプリのネットワーク通信およびその他のプロパティを設定できます。
UEM を Cisco ISE と統合	√		Cisco ISE との接続を確立し、 UEM からデバイスデータを取得し、ネットワークアクセス制御ポリシーを適用できます。
ダークサイト環境の UEM に対する Knox StrongSwan を使用した VPN の設定	√		UEM のダークサイト環境では、 Samsung Knox デバイスが社内のサーバーおよびリソースにアクセスできるように VPN アクセスを設定する必要があります。