障害復旧イベントのフェールオーバー手順
- プライマリサイトでサービスを停止します。可能であれば、プライマリサイトのすべてのサーバーでサービスを停止します。
- 次のようなすべてのサードパーティサービスをフェールオーバーします。
- Microsoft Active Directory
- Microsoft Exchange
- Skype for Business
- Microsoft SharePoint
- 次のデータベースをフェールオーバーします。
- BlackBerry UEMデータベース
- BEMS-Core1 データベース(BEMS-Mailクラスター(Push Notifications)データベース)
- BEMS-Core2 データベース(BEMS-Presenceクラスターデータベース)
- BEMS-Core3 および Connect データベース(BEMS-Connectクラスターデータベース)
- BEMS-Core4 および Docs データベース(BEMS-Docsクラスターデータベース)
- 障害復旧サイトで、サービスのデータベースアクセスを再設定して、適切なデータベースに接続します。
- データベースが障害復旧構成に AlwaysOn 可用性グループを使用している場合は、操作の必要はありません
- Always On 可用性グループを使用しない構成の場合は、各サーバーのUEMConfiguration Tool を使用して db.properties ファイルを更新し、UEM Coreデータベースアクセスを再設定します。
- 障害復旧サイトでサービスを開始します。UEM Core、BlackBerry Connectivity Node、およびBlackBerry Proxyサービスを最初に開始し、次にBEMSサービスを開始します。起動モードが無効になっている場合は、起動モードを有効にする必要がある場合があります。
- BEMSダッシュボードでBEMSデータベースを再設定します。BEMSサービスを再起動します。
- 設定を変更する前に、BlackBerry PresenceサービスおよびBlackBerry Connectサービスが停止していることを確認します。
- BlackBerry PresenceクラスターおよびBlackBerry Connectクラスターの場合は、Lyncフロントエンドプールの設定を再設定します。該当するサービスを再起動します。
- BlackBerry ConnectクラスターのBEMS-Connectサービス設定で、障害復旧サイトのBlackBerry Proxyサーバーを指すようにBlackBerry Proxyの起動サーバーを再設定します。該当するサービスを再起動します。
- ネットワークの FQDN のエンドポイントを再設定します。BlackBerry Proxyサーバーが接続されていないセカンダリサイトのエンドポイントを指すように、最初の FQDN(cluster1.external.org.com など)を再設定します。これは通常、Global Traffic Manager または同等の方法で実行され、元のプライマリサイトへの接続の試行が速やかに失敗するようにします。
- 必要に応じて、プライマリサーバーとセカンダリサーバーを切り替えます。機能停止が長期になる場合は、BlackBerry UEMコンソールを使用して、すべてのアプリサーバーのプライマリとセカンダリの優先順位を入れ替えます。BlackBerry Proxyの設定は変更しないでください。
- フェールバックするには、プライマリおよび障害復旧サイトを逆にして手順 1~9 を実行します。