新しい BlackBerry UEM インスタンスのインストール
BlackBerry UEM
インスタンスのインストールセットアップアプリケーションの実行時に値を指定するときは、標準の文字のみを使用してください。ユニコード文字はサポートされていません。
デバイス接続コンポーネントだけをインストールする場合(別名
BlackBerry Connectivity Node
)は、「サーバーグループの作成と BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール」を参照してください。- ファイアウォールの内側にUEMをインストールする場合は、プロキシサーバーを設定するまでBlackBerry Infrastructureに接続できません。UEM管理コンソールに初めてログインすると、UEMはプロンプトを表示します。
- マッピングされたネットワークドライブへのUEMのインストールは、サポートされていません。
- BlackBerry UEMをインストールまたはアップグレードするすべてのサーバーで、BlackBerry UEMソフトウェアの新規抽出を実行するようにしてください。既に抽出済みのBlackBerry UEMソフトウェアを別のサーバーからコピーしないでください。
UEM
のインストールファイルが格納されているフォルダー(デフォルトは C:\Program Files\BlackBerry\UEM)には、ファイルを追加しないでください。アップグレード中、インストーラーは UEM
ソフトウェアディレクトリの内容を削除します。削除対象には、それ自身のインストールファイルも含まれます。- サービスアカウントを使用して、UEMをインストールするコンピューターにログインします。
- UEM.zip ファイルをコンピューターにコピーし、中身をフォルダーに展開します。別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターでインストールファイルを再度展開する必要があります。
- UEMのインストールフォルダーのSetup.exeをダブルクリックします。Windowsメッセージが表示され、コンピューターに変更を加えるために setup.exe の権限が求められた場合は、[はい]をクリックします。
- [言語の選択]ダイアログボックスで、言語を選択します。
- [OK]をクリックします。
- [UEMセットアップアプリケーション]画面で[次へ]をクリックします。
- [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。
- 国または地域を選択します。
- 使用許諾契約書を読みます。使用許諾契約書に同意する場合は[使用許諾契約書に同意します]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [コンポーネントの選択]ダイアログボックスで、コンピューターにインストールするコンポーネントのチェックボックスをオンにします。[次へ]をクリックします。コンポーネントの詳細については、計画関連の資料を参照してください。デバイス接続コンポーネントだけをインストールする場合(別名BlackBerry Connectivity Node)は、「サーバーグループの作成と BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール」を参照してください。
- [インストール要件]ダイアログボックスでは、コンピューターがUEMのインストール要件を満たしていることを確認します。[次へ]をクリックします。セットアップアプリケーションが、Microsoft .NET Framework4.8 がインストールされていないことを示す警告を表示する場合があります。この警告は無視してインストールを続行できます。コンピューターでMicrosoft .NET Framework4.8 が検出されない場合は、セットアップアプリケーションによって自動的にインストールされます。新しいバージョンのMicrosoft .NET Frameworkがすでにインストールされている場合、UEMのセットアップアプリケーションでMicrosoft .NET Framework4.8 はインストールされません。
- [セットアップの種類]ダイアログボックスで、[BlackBerry UEM データベースを作成]を選択し、次の操作のいずれかを実行します。
- Microsoft SQL Serverをインストールしていない場合は、[このコンピューターに Microsoft SQL Server 2017 Express SP1 をインストールして使用する]を選択します。
- サポートされるMicrosoft SQL Serverのバージョンを既にインストールしている場合は、[組織の環境で既存の Microsoft SQL Server インスタンスを使用する]を選択します。
データベースサーバーは同じコンピューターにインストールできます。また、組織の環境(ローカルまたはリモート)にある既存のデータベースサーバーを使用することができます。 - [次へ]をクリックします。
- [組織の環境で既存の Microsoft SQL Server インスタンスを使用する]を選択している場合は、[BlackBerry UEM データベース]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
- [Microsoft SQL Server 名]フィールドに、データベースサーバーをホストするコンピューターの名前を入力します。AlwaysOn FCI を使用している場合は、WSFC クラスターの SQL 仮想サーバーネットワーク名(たとえば、CompanySQLCluster)を入力します。AlwaysOn 可用性グループを使用している場合は、可用性グループリスナーの仮想ネットワーク名(たとえば、CompanyListener)を入力します。
- [データベース名]フィールドに、新しいデータベースの名前を入力します。
- データベースサーバーで静的ポートを使用するように設定した場合は、[静的]オプションを選択します。静的ポート番号が 1433 でない場合は、[ポート]フィールドにポート番号を入力します。
- デフォルトでは、セットアップアプリケーションはWindows認証を使用して既存のデータベースに接続します。[Microsoft SQL Server 認証]を選択した場合は、Microsoft SQL Serverへのアクセス権限を持つWindowsアカウントを指定します。
- [次へ]をクリックします。
- [BlackBerry UEM 設定]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックして、UEMホスト名とドメイン名を確認します。
- [フォルダーの場所]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。
- インストールフォルダーとログファイルフォルダーの場所を指定します。
- 容量が不足していることを示すメッセージが表示された場合は、コンピューターにUEMをインストールするための空きスペースを作成します。
- インストールとログファイルフォルダーの場所の作成を要求するメッセージが表示された場合は、[はい]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- [サービスアカウント]ダイアログボックスにWindowsパスワードを入力して、[次へ]をクリックします。
- [インストールの概要]ダイアログボックスで、[インストール]をクリックしてUEMをインストールします。
- インストールが完了したら、[インストール]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。
- [コンソールアドレス]ダイアログボックスで、次の操作のいずれかを実行します。
- ファイルにコンソールアドレスをエクスポートしない場合は、[閉じる]をクリックします。
- [コンソールアドレスをファイルにエクスポート]チェックボックスを選択して、コンピューターにファイルを保存します。[閉じる]をクリックします。
- 高可用性の確保:
- ドメインに追加の BlackBerry UEM インスタンスをインストールして、デバイスユーザーのサービスの中断を最小限に抑える高可用性設定を作成できます。高可用性の詳細については、計画関連の資料を参照してください。
- FCI を使用している場合は、フェールオーバークラスターマネージャーツールを使用して、FCI とフェールオーバーの設定を管理します。
- 可用性グループを使用している場合は、Microsoft SQL Server Management Studioを使用してプライマリレプリカとセカンダリレプリカをセットアップし、フェールオーバー設定を実行します。MSDN ライブラリにアクセスし、『AlwaysOn 可用性グループの概要』および『可用性グループウィザードの使用(SQL Server Management Studio)』を参照してください。セカンダリデータベースのフルバックアップを作成するオプションを選択し、すべてのレプリカがアクセスできる共有ネットワークの場所を指定します。
- UEMを設定してプロキシサーバーを使用するには、
- UEMをインストール後、インストールディレクトリ内に共有フォルダーを作成しないでください。UEMの再インストールまたはアップグレードを実行すると、共有フォルダーを含めたインストールフォルダー内のすべてのファイルおよびフォルダーが削除されます。
- [Server Manager]ウィンドウに RRAS のエラーメッセージが表示された場合は、無視して問題ありません。