データフロー:iOS デバイスでの設定更新の受信
iOS
デバイスでの設定更新の受信- iOSデバイス用の設定更新をトリガーするアクションは、管理コンソール内で実行されます。たとえば、IT ポリシーを更新したり、新しいプロファイルまたはアプリをユーザーアカウントへ割り当てたりします。
- 更新がBlackBerry UEMに適用され、デバイスと共有する必要のあるオブジェクトが識別されます。
- BlackBerry UEM Coreは、次の操作を実行します。
- BlackBerry Routerまたは TCP プロキシサーバー(インストールされている場合)、および外部ファイアウォールのポート 3101 を経由してBlackBerry Infrastructureに接続します。
- BlackBerry Infrastructureを介して APN に要求を送信し、保留中の更新があることをデバイスに通知します。
- APN は通知をiOS上のネイティブ MDM Daemon に送信し、BlackBerry UEM Coreに接続します。
- iOSデバイス上のネイティブ MDM Daemon は、通知を受信すると、BlackBerry Routerまたは TCP プロキシサーバー(インストールされている場合)を経由して、外部ファイアウォールのポート 3101 でBlackBerry UEM Coreに接続し、保留中のアクションを取得します。
- BlackBerry UEM Coreは、優先度が最高のアクションで応答します。優先度は、デバイスデータを削除、デバイスをロックなどのデバイスのアクションに付与されます。BlackBerry UEM Coreは、一度に 1 つだけコマンドを送信します。必要に応じて、追加情報が応答に含まれます。デバイスに対して保留中のアクションまたはコマンドがない場合、BlackBerry UEM Coreはアイドルコマンドでデバイスに応答します。
- iOSデバイスのネイティブ MDM Daemon が次の操作を実行します。
- BlackBerry UEM Coreからの応答を調べ、処理するコマンドをスケジュールして、コマンドの実行を待機します。
- BlackBerry UEM Coreへ応答を送信し、コマンドステータスを更新します。ステータスは、コマンドが正常に実行されたかどうかを示し、失敗した場合はエラーメッセージを提供します。
デバイスで実行する必要のある保留中のアクションまたはコマンドがなくなるまで、手順 6 と 7 を繰り返します。