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オンプレミスの
BlackBerry UEM
の分散インストール

この図は、
BlackBerry Connectivity Node
とユーザーインターフェイスが両方ともプライマリ
UEM
コンポーネントと別にインストールされている場合に、
BlackBerry UEM
コンポーネントがどのように接続されるかを示しています。
BlackBerry UEM コンポーネントがすべて同じコンピューターにインストールされていない場合のコンポーネントを示すアーキテクチャ図。
コンポーネント名
説明
プライマリ
UEM
コンポーネント
プライマリ
UEM
コンポーネントには、
BlackBerry UEM Core
と同じサーバーにインストールされているすべてのコンポーネントが含まれます。
BlackBerry UEM Core
UEM Core
UEM
アーキテクチャの中心的なコンポーネントです。これは、以下を担当するいくつかのサブコンポーネントで構成されています。
  • ログ、監視、レポート、および管理機能
  • 認証および認証サービス
  • コマンド、IT ポリシー、およびプロファイルのスケジュールとデバイスへの送信
  • ユーザー、ポリシー、およびその他の設定データをデバイス上の
    BlackBerry Dynamics
    アプリに送信。
BlackBerry UEM
データベース
UEM
データベースは、
UEM
がデバイスと
BlackBerry Dynamics
アプリを管理するために使用するユーザーアカウント情報と設定情報が格納されたリレーショナルデータベースです。
BlackBerry Gatekeeping Service
(プライマリ)
BlackBerry Gatekeeping Service
は、デバイスが
UEM
でアクティブになった時点でデバイスを許可リストに追加するように、
Exchange ActiveSync
にコマンドを送信します。管理対象外のデバイスが組織のメールサーバーへの接続を試行すると、管理コンソールを通じて調査、確認され、ブロックされるか許可されます。
リモート UI コンポーネント
管理コンソールと
BlackBerry UEM Self-Service
は、他の
UEM
コンポーネントとは別にインストールできます。それらを別にインストールすると、
BlackBerry Management Console Core
のインスタンスもインストールされます。
BlackBerry Management Console Core
インストールされている場合、
BlackBerry Management Console Core
は管理コンソールと
UEM Self-Service
からの UI 要求のみを処理します。これにより、
UEM Core
の負荷が高い場合でも、これらのインターフェイスの応答性を確保できます。
管理コンソールと
BlackBerry UEM Self-Service
管理コンソールと
UEM Self-Service
は、
UEM
への管理者およびユーザーアクセス用の Web ベースのユーザーインターフェイスを提供します。他のコンポーネントとは別にインストールすることができます。
管理コンソールを使用して、システム設定、ユーザー、デバイス、およびアプリを管理します。
ユーザーは、
UEM Self-Service
にアクセスし、アクティベーションパスワードを設定して、set password、lock device、delete device data などのコマンドをデバイスに送信できます。
BlackBerry Connectivity Node
BlackBerry Connectivity Node
UEM Core
とは異なるサーバー上の組織のドメインに
UEM
デバイス接続コンポーネントのインスタンスをインストールします。各
BlackBerry Connectivity Node
には、以下のコンポーネントが含まれています。
  • BlackBerry Cloud Connector
    BlackBerry Connectivity Node
    コンポーネントが
    UEM Core
    と通信できるようにします。
    BlackBerry Cloud Connector
    UEM Core
    の間の通信はすべて
    BlackBerry Infrastructure
    を通過します。
  • BlackBerry Proxy
    :組織と
    BlackBerry Dynamics NOC
    との間のセキュリティ保護された接続を維持します。また、アプリデータが
    BlackBerry Dynamics
    をバイパスすることを許可する、
    BlackBerry Dynamics NOC
    Direct Connect をサポートします。
  • BlackBerry Secure Connect Plus
    :デバイス上の仕事用アプリと組織のネットワークとの間にセキュリティ保護された IP トンネルを提供します。標準 IPv4(TCP および UDP)データをサポートする 1 つのトンネルが、
    BlackBerry Infrastructure
    を介して各デバイスに確立されます。
  • BlackBerry Secure Gateway
    BlackBerry Infrastructure
    および
    UEM
    を介して、
    iOS
    デバイスを組織のメールサーバーに安全に接続します。
  • BlackBerry Gatekeeping Service
    :メールサーバーのゲートキーピングを管理します。プライマリ
    UEM
    コンポーネントにインストールされている
    BlackBerry Gatekeeping Service
    によってのみ、ゲートキーピングデータを管理する場合は、各
    BlackBerry Connectivity Node
    BlackBerry Gatekeeping Service
    を無効にすることができます。
BlackBerry Enterprise Mobility Server
BEMS
は、
BlackBerry Dynamics
アプリとの間で仕事用データを送受信するために使用する複数のサービスを統合します。これには以下のサービスが含まれます。
  • BlackBerry Push Notifications
    iOS
    デバイスと
    Android
    デバイスからのプッシュ登録要求を受け入れ、
    Microsoft Exchange
    と通信して、ユーザーの仕事用メールアカウントの変更を監視します。
  • BlackBerry Connect
    :安全なインスタントメッセージ、社内ディレクトリ検索、およびユーザープレゼンス情報を
    iOS
    デバイスおよび
    Android
    デバイスに提供します。
  • BlackBerry Presence
    :リアルタイムプレゼンスステータスを
    BlackBerry Dynamics
    アプリに提供します。
  • BlackBerry Docs
    :VPN ソフトウェア、ファイアウォールの再設定、またはデータの重複保存を必要とすることなく、
    BlackBerry Dynamics
    アプリユーザーが、仕事用ファイルサーバー、
    SharePoint
    Box
    、および CMIS をサポートするコンテンツ管理システムを使用して、ドキュメントにアクセス、同期、および共有することができます。
BEMS
データベースには、ユーザー、アプリ、ポリシー、および設定情報が保存されます。
BlackBerry Infrastructure
および
BlackBerry Dynamics NOC
BlackBerry Infrastructure
は、デバイスのアクティベーションのためにユーザー情報を登録し、ライセンス情報を検証し、強力な暗号化された相互認証に基づいて、組織とすべてのユーザーの間に信頼されたパスを提供します。
BlackBerry Dynamics NOC
は、デバイス上の
BlackBerry Dynamics
アプリと、
UEM Core
BlackBerry Proxy
、および
BEMS
との間で安全に通信できるようにする、別個に配置された NOC です。