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.txt ログファイルの読み取り

.txt ファイルとして保存されるログファイルには、2 つの基本形式があります。
  • 最初の形式は最も一般的で、通常は日時で始まり、次の方法で情報を提供します。
    DateTime Appname ProcessID LoggingFeature LoggingComponent StructuredData LogLevel Message
    例:
    2019-04-23T13:16:56.883+0100 - CORE {wff-thread-37} none|none [{{Correlation-Id,b417051d-13c3-4a29-95f2-512c48b2b018}{Method,POST}{Uri,/tomcat/startup}{host,computer.example.com}}] - INFO Discrete snapin load finished
  • 2 つ目の形式は、数値レベルインジケーターで始まり、次の方法で情報を提供します。
    Level Date Thread CID Message
    例:
    <#03>[30000] (09/10 00:00:00.122):{0x520} [DIAG] EVENT=Thread_report, THREADID=0x1390, THREADNAME="SRPReceiverHandler"
記録するコンポーネントまたは機能に応じていくつかのバリエーションがありますが、すべてのログファイルが、次の基本情報を含む
.txt
ファイルとしてとして保存されます。
項目
説明
日付またはタイムスタンプ
<日付><時刻><UTC との時差> 形式のタイムスタンプ。
Date/Time は特定のイベントの日時を示します。
日付とタイムスタンプはローカルサーバー時間です。
ホスト名またはコンポーネント ID
コンポーネント ID またはホスト名は、ログファイルが対応するコンポーネントを示します。場合によっては、CORE などのようにわかりやすいものもあれば、数値の ID を使用したわかりづらいものもあります。
アプリ名
アプリ名はすべてのログファイルで同じです。これは MDM として表示されます。
プロセス ID またはスレッド
現在メッセージを記録しているスレッドの Java スレッド ID を表します。例:
localhost-startStop-1
メッセージ ID
メッセージ ID は、ログファイルに送信中のメッセージのタイプを示します。これは、記録中の機能およびコンポーネントの組み合わせで、<機能>|<コンポーネント> という形式が使用されます。例:
admin.application.management|appmgmt
構築データ
構築データを示す 0 以上の名前値ペア。例:
[{{requestId,543ade23}{myContextInfo,runningContext}}]
メッセージ
メッセージは、アクティビティを示し、イベントの性質を説明します。メッセージには、実行中のハードウェアまたはソフトウェア、または発生している問題に関する情報が含まれます。例:
INFO Total 2 routes, of which 2 is started.
レベル
イベントレベルは、ログエントリの種類を示します。一般に、イベントは次のカテゴリのいずれかに適合します。
  • ERROR = エラー
  • WARN = 警告
  • INFO = 情報
  • ENV = 環境
  • DEBUG = デバッグ
  • その他:DIAG = 診断
ログファイルによっては、レベルが、次の形式の数値で示されるものがあります。
  • [10000] = エラー
  • [20000] = 警告
  • [30000] = 情報
  • [40000] = デバッグ
  • [50000] = その他