ナビゲーションをスキップする

データベースミラーリングを使用して高可用性データベースを設定する

データベースミラーリングを使用した高可用性データベースを示すアーキテクチャ図
データベースミラーリングを使用して、
BlackBerry UEM
データベースで高可用性を実現することができます。データベースミラーリングは、
BlackBerry UEM
データベースで問題が発生した場合にデータベースサービスとデータの整合性を維持できる
Microsoft SQL Server
機能です。
Microsoft は、
Microsoft SQL Server
の将来のバージョンでデータベースミラーリングを廃止する予定であるため、AlwaysOn 機能を使用して高可用性データベースを設定することを推奨しています。AlwaysOn を使用するには、設定手順を実行してから
BlackBerry UEM
をインストールする必要があります。AlwaysOn を使用する方法の詳細については、「Microsoft SQL Server AlwaysOn を使用して高可用性データベースを設定する」を参照してください。AlwaysOn 機能は、
BES5
から
BlackBerry UEM
にアップグレード(
BES5
データベースを
BlackBerry UEM
データベースにアップグレード)した場合は使用できません。AlwaysOn は、
BlackBerry
OS デバイスを管理するコンポーネントではサポートされていません。
データベースミラーリングを設定する場合は、プリンシパル
BlackBerry UEM
データベース(インストール時に作成されたデータベース)をバックアップし、バックアップファイルを使用してべつのコンピューターにミラーデータベースを作成します。その後、2 つのデータベースの間にミラーリング関係を設定し、ミラーデータベースが同じ処理を実行して同じデータを保存するようにします。
自動フェールオーバーを有効にするには、ウィットネスサーバーをセットアップしてプリンシパルデータベースを監視します。プリンシパルデータベースが応答を停止した場合、ウィットネスサーバーは自動フェールオーバーを開始してデータベースをミラーリングします。
BlackBerry UEM
コンポーネントはデータベースをミラーリングし、デバイスサービスは中断することなく継続されます。ロールスイッチが発生すると、ミラーデータベースはプリンシパルデータベースになり、元のプリンシパルデータベースはミラーデータベースになります。このロールスイッチは、ミラーリングセッション中に発生する可能性があります。
データベースミラーリングの詳細については、technet.microsoft.com/sqlserver にアクセスし、「データベース ミラーリング監視サーバー – SQL Server 2012」または「データベース ミラーリング監視サーバー – SQL Server 2014」を参照してください。