アーキテクチャ:CylancePROTECT Mobile
CylancePROTECT Mobile
項目 | 説明 |
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CylancePROTECT クラウドサービス | ユーザーのデバイス上の管理コンソールと CylancePROTECT Mobile アプリは、CylancePROTECT クラウドサービスとの通信に安全な接続を使用します。クラウドサービスは、ユーザーアカウントの作成と設定、デバイスへの CylancePROTECT Mobile 機能と設定の適用、イベントとアラートのリアルタイム処理を担当します。CylancePROTECT サービスでは、AI と機械学習を使用して、ソフトウェアや Web サイトが悪意のあるものである可能性があるかどうか、またデバイスのセキュリティに対する脅威であるかどうかを判断します。この AI エンジンは、マルウェア検知、SMS メッセージスキャン、ネットワークセキュリティ検証など、いくつかの CylancePROTECT Mobile 機能の中核となるコンポーネントです。そのコア機能により、AI エンジンは、悪意のあるソフトウェアや Web サイトが組織のインフラストラクチャやデバイスユーザーに影響を与える前にそれらを特定する、非常に積極的でプロアクティブなセキュリティ戦略を実現します。 |
管理コンソール | クラウドベースの管理コンソールを使用すると、モバイルデバイスの管理、 CylancePROTECT Mobile の機能の設定と管理、デバイスステータスと CylancePROTECT Mobile アプリが検出したモバイルアラートの表示を行うことができます。 |
BlackBerry Connectivity Node | BlackBerry Connectivity Node は、Cylance Endpoint Security が CylancePROTECT Mobile ユーザーとグループをオンプレミス Microsoft Active
Directory または LDAP ディレクトリと同期させることができるオプションのコンポーネントです。Cylance Endpoint Security は、BlackBerry Connectivity Node を使用しないでユーザーとグループを Entra Active
Directory と同期できます。 |
CylancePROTECT Mobile アプリを搭載したデバイス | iOS 、Android 、および Chrome OS デバイスにインストールされた CylancePROTECT Mobile アプリは、デバイスを定期的にスキャンして、デバイスの設定や状況をチェックし、脅威を特定します。脅威が検出されると、ユーザーはアプリで詳細を表示できます。可能であれば、アプリは脅威を解決するためにユーザーに指示を与え、デバイス設定に移動して問題に対応できるようにします。 |
MDM ソリューション | 必要に応じて、 Cylance Endpoint Security を Microsoft Intune に接続して、Cylance Endpoint Security から Microsoft Intune にデバイスのリスクレベルを報告できるようにすることができます。デバイスのリスクレベルは、Intune 管理対象デバイス上の CylancePROTECT Mobile アプリによるモバイル脅威の検出に基づき、計算されます。Intune は、デバイスのリスクレベルに基づいてデバイス上で軽減アクションを実行できます。 |