データフロー:プライベートネットワークのアプリケーションサーバーまたはコンテンツサーバーへのアクセス
このデータフローでは、
CylanceGATEWAY
を使用するプライベートネットワークのデバイスとサーバー間でデータがどのように転送されるかを説明します。上の図は、次のシーケンスを示しています。
- ユーザーが仕事モードを有効にしてアプリを開き、いずれかのプライベートネットワークのリソースにアクセスを試みます。
- デバイスのCylancePROTECT MobileアプリやCylanceGATEWAYエージェントは、セキュリティ保護されたトンネル経由でBlackBerry InfrastructureのCylanceGATEWAYに接続を転送します。
- CylanceGATEWAYは次の操作を実行します。
- アクセス制御リスト(ACL)ルールに基づいて、ユーザーがプライベートネットワークのそのロケーションにアクセスできるかどうかを判断します。
- ユーザーがアクセス権を持っている場合は、セキュリティ保護されたトンネル経由で接続をCylanceGATEWAY Connectorに転送します。
- CylanceGATEWAY Connectorは、接続をプライベートネットワークの宛先に転送します。
- CylanceGATEWAY Connectorは、宛先がプライベートネットワーク上にあるフローにネットワークアドレス変換(NAT)を適用します。コネクタにより、UDP および TCP フローに関する追加情報が提供され、悪意のある可能性があるとしてブロックまたは識別されたイベントの送信元 IP アドレスとポート番号を識別できるようになります。リモート IT ツール(リモートデスクトップ接続など)を使用して、プライベートネットワークからCylanceGATEWAY Connectorエンドポイントにアクセスすることはできません。