Android デバイスで制御できるもの
Android
デバイスで制御できるものBlackBerry UEM
は、Android
デバイスで管理できる機能の制御に必要なツールをすべて備えています。また、デバイスを完全に管理しなくても、デバイスユーザーに作業リソースへの安全なアクセスを提供できる機能も含まれています。制御レベル | 説明 |
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管理対象外のデバイス ユーザーのプライバシー アクティベーション | BlackBerry UEM のデバイスを、ユーザーのプライバシー アクティベーションタイプでアクティベーションすると、デバイスを完全に管理することなく、作業リソースへの安全なアクセスを提供できます。このオプションは、BYOD デバイスによく使用されます。これらのアクティベーションにより、ユーザーは BlackBerry 2FA を使用して VPN 経由でネットワークにアクセスし、BlackBerry Workspaces を使用してファイルを安全に共有し、BlackBerry Work や BlackBerry Access などの BlackBerry
Dynamics アプリをインストールして、仕事用のメールや職場のイントラネットにアクセスできます。 |
仕事用プロファイルがある管理対象デバイス 仕事用と個人用 - ユーザーのプライバシー (Android Enterprise )アクティベーション | Android Enterprise デバイスは管理できますが、デバイス上に仕事用データと個人データを分ける仕事用プロファイルを作成すれば、個人使用が可能になります。このオプションでは、ユーザーの個人用データのプライバシーを保護しながら、コマンドと IT ポリシールールを使用して仕事用データを管理できます。BlackBerry
Dynamics アプリなどの仕事用アプリをデバイス上で管理できます。デバイスから仕事用データは消去できますが、個人用データは消去できません。仕事用データと個人用データは両方とも、暗号化とパスワード認証によって保護されます。このオプションは、企業所有の個人使用可能な(COPE:Corporate-Owned, Personally Enabled)デバイス、および BYOD デバイスによく使用されます。 |
仕事用プロファイルがある完全管理のデバイス 仕事用と個人用 - フルコントロール (Android Enterprise )アクティベーション | Android Enterprise デバイスは完全に管理できますが、デバイス上に仕事用と個人用のデータを分離する仕事用プロファイルを作成すれば、個人使用も一部可能です。ただし、組織はデバイスを完全に管理して、デバイスからすべてのデータを削除できます。IT ポリシールールには、仕事用プロファイルと個人用プロファイルに個別に適用できるものがあります。BlackBerry
Dynamics アプリなどの仕事用アプリをデバイス上で管理できます。デバイスで送受信された SMS、MMS、および通話をログに記録できます。仕事用データと個人用データは両方とも、暗号化とパスワード認証によって保護されます。このオプションは、COPE デバイスによく使用されます。 |
完全管理のデバイス 仕事用領域のみ (Android Enterprise )アクティベーション | Android Enterprise デバイスは完全管理が可能で、仕事用プロファイルはありますが、個人用プロファイルはありません。このオプションでは、コマンドと IT ポリシールールを使用してデバイス全体を管理できます。BlackBerry
Dynamics アプリなどの仕事用アプリをデバイス上で管理できます。デバイスで送受信された SMS、MMS、および通話をログに記録できます。デバイス上のデータはすべて暗号化とパスワードなどの認証方式を使用して保護されます。このオプションは、企業所有の業務専用(COBO:Corporate-Owned Business Only)デバイスによく使用されます。 |
デバイス管理 MDM 制御 アクティベーション | Android 9.x 以前のデバイスは、コマンドと IT ポリシールールを使用して管理できます。個別の仕事用領域はデバイスに作成されず、仕事用データのセキュリティも追加されません。仕事用データのセキュリティを確保するために、BlackBerry
Dynamics アプリをインストールできます。このアクティベーションタイプは Android 10 デバイスでは推奨されません。詳細については、https://support.blackberry.com/community にアクセスし、記事 48386 を参照してください。デバイスグループおよびコンプライアンスプロファイルを使用して、 Android 10 に更新される「MDM 制御 」アクティベーションでアクティブ化されたデバイスの動作を管理できます。詳細については、管理関連の資料を参照してください。 |
Android Enterprise
は、次の機能を含む Android
デバイス管理を完全にサポートします。- パスワード要件を強制する
- IT ポリシーを使用してデバイスの機能を制御する(カメラやBluetoothを無効にするなど)
- コンプライアンスルールを強制する
- Wi-Fiおよび VPN 接続プロファイル(プロキシを使用)を作成する
- メール、連絡先、カレンダーをデバイスと同期する
- 認証と S/MIME のために CA およびクライアント証明書をデバイスに送信する
- 必須アプリと許可された一般アプリおよび内部アプリを管理する
- 紛失または盗難にあったデバイスの捜索
BlackBerry UEM
でアクティブ化された Android Enterprise
デバイスは、エンタープライズデバイスおよび Android
. を搭載した BlackBerry
デバイスの Samsung Knox
プラットフォームでのみ利用できるその他の制御もサポートします。また、
BlackBerry UEM
は、企業向けのサポート Samsung Knox
プラットフォームに加え、Samsung Knox Workspace
アクティベーションのデバイスもサポートしていますが、今後のリリースでは Samsung Knox
アクティベーションタイプは廃止される予定です。詳細については、https://support.blackberry.com/community にアクセスし、記事 54614 を参照してください。一部の機能と
BlackBerry
Dynamics
アプリは、ライセンスレベルによってはご利用いただけません。利用可能なライセンスの詳細については、ライセンス関連の資料を参照してください。