デバイスのコンプライアンスについて

BlackBerry UEM Client

のホーム画面でコンプライアンスステータスをタップすると、コンプライアンスレポートを表示できます。コンプライアンスレポートには、組織がデバイスに適用しているポリシーが一覧表示されます。

デバイスのコンプライアンス違反が発生し、コンプライアンスレポートに表示される日付までにコンプライアンスの問題が解決されない場合、管理者によってデバイスから仕事用リソースまたはネットワークへのアクセスが制限またはブロックされることがあります。問題の解決方法がわからない場合は、管理者に問い合わせてください。

組織が適用できるいくつかのコンプライアンスポリシーを次に示します。

ルート化または脱獄のステータス：
デバイスがルート化されている場合、この事実は、ユーザー自身または第三者が、デバイスのオペレーティングシステムへのルートアクセスを可能にするソフトウェアまたは操作をデバイスで実行したことを示しています。ユーザー自身または管理者は、デバイスからルート化ソフトウェアを削除するか、デバイスをデフォルトの状態に復元する操作をデバイスで実行する必要があります。

パスワード：

組織が指定している複雑さの要件を満たす、デバイスでのパスワード。

デバイスモデル：

組織では、特定のデバイスモデルのみを仕事用にアクティブ化することを許可している場合があります。組織のセキュリティ要件に適合したデバイスを使用する必要があります。

OS バージョン：

組織では、特定のバージョンの

Android OS

を実行しているデバイスのみを仕事用にアクティブ化することを許可している場合があります。

セキュリティパッチレベル：

セキュリティパッチは、デバイスの製造元によって配布され、デバイスのシステム更新の確認時に検出されることがあります。お使いのデバイスモデルに利用できる最新のセキュリティパッチをインストールしてください。

デバイスの応答がありません：

所定の時間が経過しても

BlackBerry UEM

が応答不能の場合、デバイスは応答がないことになります。例えば、デバイスにネットワーク接続がないと、デバイスは応答がないことになる場合があります。

インストールすべき必須仕事用アプリ：
組織がユーザーにデバイスへのインストールを求める必須アプリは、［割り当てられた仕事用アプリ］画面に表示されます。必須アプリがインストールされていない場合、管理者はその状態を検知することができ、必須アプリがインストールされない限り、仕事用データへのユーザーアクセスを制限できます。仕事用アプリで利用できる更新がある場合は、デバイスにインストールする必要があります。

インストール済みの割り当て対象外アプリまたは制限対象アプリ：
仕事のために割り当てられた必須アプリまたはオプションアプリではなく、関係ないアプリをデバイスにインストールした場合、デバイスからアプリを削除する必要があります。制限対象アプリは、デバイスから削除する必要があります。