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シナリオ 2:すべてのトラフィックを
BlackBerry Proxy
経由でルーティングしてから、Web プロキシサーバー経由でルーティングする

この設定は、仕事用アプリからのすべてのトラフィックを内部でルーティングする必要がある組織に適しています。内部サーバーがインターネットに接続するには、Web プロキシサーバーが必要です。
たとえば、google.com や microsoft.com などのパブリックサイトへの接続、および内部の
Microsoft Exchange Server
SharePoint
サーバーへの接続はすべて、
BlackBerry Proxy
を介して内部的にルーティングされる必要があります。
この設定では、インターネットへの Web プロキシサーバー接続も必要であると想定しています。なぜなら、すべてのトラフィックを内部でルーティングする必要がある組織のほとんどでは、フィルタリングまたは監視のために、Web プロキシサーバー経由でトラフィックをルーティングする必要があるからです。
BlackBerry Dynamics
接続プロファイル
  1. [デフォルトの許可されたドメインルートタイプ]
    [BlackBerry Proxy クラスター]
    に設定します。
  2. (オプション)
    [許可されたドメイン]
    リストに内部ドメインを追加します。
    [デフォルトの許可されたドメインルートタイプ]
    が、
    BlackBerry Proxy
    を経由するルートに設定されている場合はこれは必要ありません。
  3. (オプション)
    [その他のサーバー]
    で特定のサーバー名を追加し、
    BlackBerry Proxy
    クラスターを選択します。
    [デフォルトの許可されたドメインルートタイプ]
    が、BlackBerry Proxy を経由するルートに設定されている場合はこれは必要ありません。
  4. (オプション)特定のサーバーを
    BlackBerry Proxy
    経由のデフォルトルーティングから除外する場合は、特定のドメインを(
    [許可されたドメイン]
    または
    [その他のサーバー]
    のいずれかの下で)指定して、
    [直接]
    を選択します。これにより、ほとんどのトラフィックを
    BlackBerry Proxy
    経由でルーティングし、一部のトラフィックを除外することができます(たとえば、特定の信頼できるパブリックサイトのパフォーマンスを向上させるため)。
接続プロファイルのルールの使用方法の詳細については、「BlackBerry Dynamics 接続プロファイルの設定」を参照してください。
BlackBerry Proxy
サーバー Web プロキシサーバー
環境の複雑さに応じて、宛先サーバーに直接ではなく、Web プロキシサーバーを介してトラフィックをルーティングするように
BlackBerry Proxy
サーバーを設定できます。
手動の Web プロキシサーバー設定または PAC ファイルを使用できます。
手動 HTTP プロキシと PAC の両方を選択できます。これは、NOC トラフィックでアプリラフィックとは異なるプロキシサーバーを使用する必要がある場合に必要になることがあります。可能な場合は、このレベルの複雑さを回避します。
手動 HTTP プロキシ:
Web プロキシサーバーを使用する URL と直接接続する URL を管理する複雑なルールがない場合は、手動 Web プロキシサーバーを設定するだけで十分です。すべてのトラフィックで Web プロキシサーバーを使用する必要がある場合、これを実現する方法として手動の Web プロキシサーバーを設定するのが最も簡単です。
  1. 手動 HTTP プロキシを有効にする:
    オンプレミス環境で
    1. [設定] > [インフラストラクチャ] > [BlackBerry Router とプロキシ]
      に移動します。
    2. [グローバル設定]
      を展開し、
      [手動 HTTP プロキシを有効にする]
      を選択します。
    クラウド環境で
    1. [設定] > [BlackBerry Dynamics] > [クラスター]
      に移動します。
    2. 編集するクラスターをクリックします。
    3. [グローバル設定を上書き]
      を有効にし、
      [手動 HTTP プロキシを有効にする]
      を選択します。
  2. [プロキシを使用してすべてのサーバーに接続する]
    を選択します。
  3. Web プロキシサーバーのアドレスとポートを入力します。
プロキシ自動構成(PAC)ファイル:
組織で、プロキシを使用するサーバーと直接接続するサーバーの判断に関するより複雑なルールが必要な場合、BlackBerry では、管理がはるかに容易な PAC ファイルを使用することをお勧めします。
たとえば、パブリックインターネットへのすべての接続で Web プロキシサーバーを使用し、すべての内部ドメインを直接接続する場合は、PAC ファイルを使用することをお勧めします。
PAC ファイルの構成は、
BlackBerry
製品の一部ではないため、組織内の適切なネットワークまたはプロキシチームが完了する必要があります。
  1. プロキシ設定を開きます。
    オンプレミス環境で
    1. [設定] > [インフラストラクチャ] > [BlackBerry Router とプロキシ]
      に移動します。
    クラウド環境で
    1. [一般設定] > [BlackBerry Router とプロキシ]
      に移動します。
  2. [グローバル設定]
    を展開し、
    [PAC を有効にする]
    を選択します。
  3. 必要に応じて PAC URL と認証情報を入力します。
アプリケーション固有の Web プロキシサーバー
アプリケーション固有のプロキシ設定は必要ありません。この設定では、すべてのトラフィックが内部でルーティングされ、手動プロキシまたは PAC が
BlackBerry Proxy
サーバーで設定されていることを前提としています。